さて、困ったぞ

おや?電源を入れてもボヤッとした画面のままだ。

さてさて、どうしよう?
i-Phoneが壊れてしまった。

実は電話はガラケーを使っているし、家でも職場でもパソコンの前に座っているので、実生活で困ることはあまりない。
むしろ自転車生活での、サイクルコンピューター・GPS・音楽プレイヤー・携帯書籍データなどの機能が使えないというのが致命的だ。
i-Phone内に地図データを入れているので、オフラインでもGPS機能で現在地が判るようになっている。かなりの方向音痴なのでこの機能が使えないとなると、気軽に知らない場所になんか行けないのだ。
また、サイクリングの休憩中にリアルな波の音なんかをバックに小説なんぞを読むのがとても大切な娯楽なのだよ。

う〜ん、フロントパネル交換すれば直るかな?(過去自力で交換したことあり)
でも4sだしなぁ。周りから「なんて古いの使ってるんですかぁ!」なんて呆られたりしてるし。むしろ、新型購入か?お金ないんだけどなぁ。

でオークションを漁っていると、ちょっといい感じのものが出品中。相場より安い価格で入札してみたら…あれ?落札しちゃいましたよ?あれれ?

 

さて、先週発注した自転車のタイヤが届いたので早速交換してみた。

ビットリアというメーカーのルビノプロという商品。

2年ほど前のリニューアルで、最先端素材のグラフェンが使われるようになって劇的進歩を遂げたとか言われているのです。グラフェンは今世紀に入って商業生産が可能になった、いろんな分野で結構騒がれている物質なので、ちょっと興味があったのですね。2本で7,000円という特価だったので買ってみた。

しかーし、メーカーが唱うセールストークなんぞまともに信じこんでは行けません。確かに違いがあるのかもしれませんよ。でも、所詮はこちら素人同然のオヤジの感性なのです。小さな違いなど無いも同然。どれでも似たかよったか。アマゾンの評価もね、あれは大抵プラシーボ効果ですから話半分くらいに聞いとくのが一番なのです。

などと、したり顔で息巻いていた時代もありました。

走ってみると、うん?なんか良いぞ?乗り心地と転がり抵抗が、こんなオヤジでも判る程度には違います。(単に古いタイヤを新しくしたからだけかもしれないけど…)グラフェンのせいか?せいなのか?いやー、いいぞ!グラフェン。さすがだ。

さっさくシェイクダウンに出かけることに。

i-Phoneが無いので、よく行く大井川河川敷コースにした。行って帰って大体60kmくらいのコース。スピードメーターやケイデンスメーターが無いのは勝手が違う。普段は音楽を聴きながら走っているので、最初は少々寂しかったのだが、すぐ慣れた。なんだか無くても平気なのかもしれぬ。

途中、本屋に寄った。書籍を買うのは何年ぶりだろう?近所の本屋が潰れるわけだ。休憩中に読む文庫本を購入。北村薫の「八月の六日間」

昼食はコンビニのサンドイッチとおにぎりを河川敷のベンチで食す。おかずに文庫本を読む。

雑誌の編集をしている女性が山登りをするお話。日常の描写と、一人で過ごす山登りの非日常感とが交差する様が清々しい。山登りが自分にとっての自転車と共通するところが多く、大変面白く読めた。

ついつい、のめり込んで1章分読み切ってしまった。少しゆっくりしたペースでサイクリング再開。冷たい風がちょっぴり心地良い。


年末通った蓬莱橋を河川敷から撮影。


金谷駅側に渡る橋。向こうが見えぬ。

金谷駅のあたりから2km近くの登り坂。およそ100m程の高度差があるので平均勾配は5%を超える。ふうふう。結構きつい坂なので、自己暗示発動。今日はグラフェンのタイヤが付いている。転がり抵抗が違うのである。ふうふう。いや、もうね、いつもと違うから全然平気、景色を眺める余裕さえある。あ、さっき渡ってきた橋だ。俯瞰した景色が良いね。ちょっと止まって撮影しよう。パチリ。


疲れて、足ついたわけじゃないよ。ないんだからね?


帰り道、道路で偉そうに寝ているぬこさま発見。危ないヨ。

さあ、帰宅した後はねむさんと遊んでいるのだが、今週はiPhoneがないので写真が撮れぬ。サイクリング中はsigmaのDP2っていうデジカメで撮っているんだけど、このデジカメ、室内とか暗いところが大の苦手なのだ。おまけに撮影書き込みがやたらと時間がかかるんで、風景や静物専門になっちゃうのね。(外で晴れ間だとひと昔前の一眼レフ並に綺麗に取れるんだけどさ)

なので今週のねむさん写真はなし。ではでは。

 

綺麗な景色が拝めました

遠州と呼ばれるこの地方は、冬は風がとても強いんだけど、この週末はとても穏やかなサイクリング日和でありました。

気温は氷点下(-2℃)で、風が弱く日本晴れ。TVでは日本海側が大雪で物凄いことになっていたんだけれど。

なんの予定も立てず、御前崎の岬方面にサイクリングに出かけました。これはまだ8時くらいの写真。さすがにサーフィンをやってる人は少ないです。(いや、何人かはいるんですがね。氷点下なのに。)


車もまばらなので鳥が防波堤にたむろしていました。珍しく逃げない鳥で、2mくらいから撮影。不思議そうな顔をしてこちらを眺めています。いや不思議なのは君だよ。なんだか人懐こい鳥であります。


遠くに霞むは伊豆半島。駿河湾を挟んで向かい側ですな。空気が澄んでいるので非常にはっきりと見えます。

岬の突端を超え、駿河湾沿いに富士山を眺望する。

海の向こう側に富士山っていうのは、静岡県の御前崎から清水くらいまでの海岸線沿いでしか見えない景色なんだ。ここまでくっきり拝めるのはこの季節でも珍しいと思われ。いやー、絶景。


マリンパークで休憩。こちらでも遠くに富士山が。

帰り道の高台からの撮影。港町全景。

さて、家に帰ってビックリ。タイヤがこんなことになっていた。

そろそろボロボロになってきたので交換しないとまずいなぁ。と思いながらも、まだもう少し、もうちょっと、と引っ張って来た挙句の果てである。

中央のスリックのゴムが削れて、ケーシングが見えているのである。自転車に興味のない人だと何言ってるのか解んないかも知れないのであるが、とにかくタイヤがえらいことになっていたのであった。

早速アマゾンでタイヤを発注。前後輪で1セット7000円(←割と安いほう)。ロードバイクのタイヤは高いなぁ。ぐすん。

これでは怖くて、交換するまで遠乗りできぬ…。と思ったのだが、一晩寝ての日曜日。まぁ、近場ならよござんしょと、ポタリングに出かける。ダメなタイプの大人である。


ポニークラブを廻って、静岡県道376号浜松御前崎自転車道線へ。

防砂林の松林で、武装したゲリラを発見。サバゲーの人たちである。若い人はあまり見かけず、同年代(50〜60代)くらいのおじさんばかりみたい。初めて見たぞ、サバゲー。この寒空に元気だなぁと思った。まあお互い様ではあるが。

うわ、砂で道が埋まってるぞ。

数百mほど自転車を押して歩く。ふぅふぅ。いい運動だ。正月太り解消なので文句はない。ないぞ。ふぅふぅ。


あれ?ちっこいの発見。


なんかプルプルしていた。どこの仔だろう。うーん。
子犬はさっさと浜辺に走って行きました。大丈夫かなぁ?


少し休憩。波が穏やかで(←遠州灘では珍しい)平和な気分に。


潮騒橋が欄干工事で通行止めであった。なんだか最近いつも工事中だなぁ。

この橋は、自転車道にある橋なのだが、Wikiで調べると

世界で初めての「連続上路式吊床版橋」として建造された。特に「4径間連続上路式PC吊床版橋」という構造形式は、世界でも類を見ない。また、吊床版橋としては、日本国内最長を誇る。
橋梁として高く評価されており、土木学会より土木学会田中賞作品部門が授与されている。また、「日本最大4径間連続上路式PC吊床版橋」との理由から、静岡県庁が県内のさまざまな「日本一」を採取して紹介する「Myしずおか日本一」の一つとして選定されている。
と、なんだか大層な橋らしい。ジモティにとっては普通の橋なんだけどね、うん、確かに造形はきれいだよな。


橋の近くのマリーナで休憩。ヨットなんぞなく釣船ばっかし。

 

帰宅してゴロゴロしていると、突然ねむさんが、かまってちゃんに。
ああん、もう。スマホが見えません。

困ったもんだ。

ではではー。

年末年始

昨年12月は親戚関連の葬式が2件もあって大変でした。休日が潰れたり出費があったりで散々。いや、故人に文句があるわけではないんだけど。

お休みに入ったので厄落としのサイクリングに行って来た。(なんだかんだと理由をつけて出かけるだけ)

 

昨年末に行った焼津さかなセンターの飯がとても美味しかったので、今年も食べたくなったのであります。
行きは富士山を眺めながら、
吉田のお城を仰ぎ、
焼津さかなセンターで桜エビのかき揚げを食し、
厄無しの長生き橋こと蓬莱橋を渡って帰宅と。
おお、なんか縁起の良さそうな感じのコースじゃない?いいじゃん、いいじゃん。

12月30日朝8時前に出発。国道は師走というのに閑散としていました。

静岡県道375号静岡御前崎自転車道を北上。随所で富士山が望めるのんびり走れるコースです。

いい感じでしょ。

相良〜静波間の海岸からの展望。

波打ち際で海鳥が集まっていました。若いころの愛読書、リチャード・バックの「カモメのジョナサン」を思い出す。初読は10歳でした。ませたガキだったなぁ。

吉田町の小山城を眺める。

吉田町住民はともかく、周辺の町に住んでる人は吉田城と思ってる人が多い。吉田のお城っていうとみんな知ってるのに、小山城って言っても殆ど通じない。まぁ、世の中そんなもんである。

グダグダ言ってるうちに焼津さかなセンターに到着。東名高速道路焼津インターすぐそばの、一大観光食品センター。大人気で師走は大混雑。


↑人が途切れたところ。実際はもっとえげつなく混んでました。

一応、せっちゃん(嫁)にトマトに合うカツオのマリネとマグロの燻製(生ハム?)とかいうものを土産に購入。手ぶらで帰ったら叱られるのである。

11時を過ぎたので少し早いけど昼食。

カニ汁が、セルフでお代わり自由という太っ腹です。お味も絶品。

帰り道に見つけた石屋さんの前のディスプレー。

ずらりと並ぶアンパンマンのキャラ。ほぉ〜。よくできてるなぁ。

蓬莱橋に到着。897.4mの長い木の橋で、やくなしの長生き橋にかけているのですね。

この日は家族連れやカップルとか大勢で賑やかでした。

前を歩いている青年二人組がやたらとベタベタしています。

人目をはばからぬゲイのカップルなのか。同僚の竹下さんが「グヘヘェ」と喜びそうである。まぁ、そういうご時世なんだろうなぁ、おじさんの若い頃では考えられないよ、まったく。

などと考えていたのですが、橋を渡ってびっくり。なんと、片方は背の高いショートヘアの可愛らしいお嬢さんだった。あ、いや、すまぬ。勘違いでござった。すまぬ、すまぬ。心の中で平謝りだ。あせあせ。

橋を渡ると山の中の峠道です。結構な距離を走って来たところでの登りは、なかなかきつい。

なんとか登りきって、あとはトロトロ走って帰宅。約100kmの行程でした。やれやれ。

翌日、大晦日はねむさん邸の大掃除です。


ケージをバラして水洗い、汚れスッキリ。


巣の土台部分のフリースが擦り切れてきたので補修をした。前日の疲れがあったので、裁縫が面倒くさく少々手抜きをする。100均で購入した新たなフリース生地を巻きつけて、バンドで留めただけで良しとした。以外にしっかりしていて結果オーライだ。

自転車の車庫がぐちゃぐちゃなので、ちょっと整理をした。


中の物を出して、スチール棚の安いやつを買って来て設置。

なんとか見れる程度になりました。

やることをやったので、後はのんびりできるゾ。

正月は少し早起きして海岸まで行き、初日の出を撮影してブログにアップした。

みなさん、明けましておめでとうございます。

日の出を見た後は布団に入ってゴロゴロと寝正月(サイクリング疲れ)を堪能していると、ねむさんが布団に潜り込んで来ます。ねむさんと同衾。イチャラブ。

孫が来て居間でワイワイ騒いでいるが、基本、寝正月である。しあわせ。

ねむさん、顔をかじるのは痛いからやめてね。