めでたさもちゆうくらゐなりおらが春

↑今年の年賀状の返信に引用した一茶の句。

正月から能登半島沖地震が発生するは、親指飛ばしそうになるはで、なんとも言えぬ年明けである。もうね、全然おめでたくないよ。異常気象だし。

指を飛ばすなんて物騒な話だけど、正月休みを利用して2階廊下の板張り工事をしていて(築50年のボロ屋なので床がベコベコになってきたのである)、その際に電動工具の扱いを誤って指を切ってしまったのだ。幸い、親指の爪を掠めて肉はせいぜい1mm程度しか切れてなかったんで、出血も痛みも大したことなく(いや、割と痛かったんだけどさ)病院沙汰にもならずに絆創膏貼る程度で済ませちゃったと、まあその程度の話なのだが。

でも、一歩間違えば指飛ばしてもおかしくない状況であったのは確かで、今だにその時の状況を思い出すと背筋が凍る思いがします。

件の親指(汚い指ですまぬ)

一月ほど経て多少爪が伸びてきた様子。怪我した時はもっと爪の根本部分でした。白っぽくなってる箇所は爪が剥がれているのである。剥がれた爪は水分が不足しているのかボロボロで、そのうち割れちゃいそう。

板張りした廊下

古い家なんで少々歪んでいるのである。壁側の板は、2〜3ミリ程度斜めにカットしたりとか、やたらと苦労した。細かいところを見ると素人仕事丸わかりなんだけど、住んでる人間が無頓着なので別段不足なし。趣味の日曜大工なのでこれでいいのだ。

一番苦労したのがこの階段脇の手すりのポール部分。

丸い柱の根本部分の穴開けは、ホールソーという専用のツールを購入。ドリルに取り付けて丸穴を開けるんだけど、ドリルへの締め付けが甘かったらしくすっぽ抜けて指を負傷してしまった次第。まあ完成したから良いんだけどね。

板張りの資材は6枚1セットで売っていて(ホームセンターで7千円弱くらい。コロナ禍以前は3千円台だったのになぁ)3セットでほぼ足りる予定だったんだけど、前述の通り結構苦労して無駄に使用した為、余分にもう1セット購入する羽目になってしまった。

で、だいぶ資材が余ったので、こんなの作りました。

バイオリンをしまう棚を作成。いつもガレージで練習してるんだけど、いちいちバイオリンケースに入れて移動したり肩当てをセットしたりというのが面倒なので、ひょいと取り出してすぐ弾けるようにしたもの。断熱材やら厚手のスポンジやら(廃材だけどね)を奢った本格仕様。アンプをセットしたり、裏側にバイオリンケースをしまっておけるスペースを設けてみたり、そのままだと板が反ったりするので、骨組みやら板の貼り合わせやらを工夫したりと苦労すること。実は連休2日程度で作成するつもりが、余った資材をほぼ全て投入して完成まで3週間もかかった力作です。まあ、普段人に見せるものでもないんで、かなり適当な仕上げではあるんだけど。(見た目が床板だしね)

ガレージの一角が趣味の自転車やらバイオリンやらで秘密基地化してきてちょっと嬉しい。

バイオリンは購入して半年経つんだけど現在でも毎日30分〜1時間程度いじってます。真面目に練習してるわけでもないので、全然上手くなりません。音階練習とかやる気なし。

でもサボるとあっという間に退化しちゃうんで未だにボチボチとやってます。ああ、ビブラートできるようになりたいよぅ。でも基礎練やる気なし。

前回更新から半年も開けちゃったんだけど、なんだか年くって文章作成が億劫になってるような感じ。体力低下は勿論だけど頭脳の低下も著しいのであります。寂しいねえ。

最近の世の中、年を食ったと実感することが多くて。市内で無人バスの実証実験とかが行われたり、信じられない程リアルな生成AIが登場したりとか。SFレベルの人工知能なんて全然夢物語じゃなくなっちゃったし。(感情やら知性やらがリアルに感じられるとしたら、もうそれは存在すると言って過言じゃないと思うのですよ、人間の脳だって単なる電気信号による現象なんだし)思えば遠くに来たものだと(時間的にね)思っちゃう今日この頃。

そういえば、若い子に自分の子供の頃の話とかしちゃったりするじゃない。自分還暦超えてるから50年以上昔のことになるんだけど、それって自分の子供の頃(昭和40年代位)でいうと大正時代なんだよね。気がついたら、ちょっとビビってしまった。それは大昔すぎて現在の価値観とかと違いが大き過ぎて、聞く方も辟易してしまうんじゃないかと。老害にならぬよう気をつけねばなあ。

久しぶりの更新でちょっとつまんない話になっちゃった。ごめんね。

史上最強に熱い夏

「ジャンボリーこんぶっ♪ジャンボリーこんぶっ♪はっはっは」

「ニャニャッニャ!!」

変な掛け声で我が家の黒豹を興奮させて遊ぶ、ジャンボリーこんぶごっこである。今日はこんぶのノリが良い。今年は馬鹿みたいに熱い日々が続き、普段はぐったりしてることが多いのだが。人間も同様。温暖化から沸騰化へキーワードチェンジされるような年となった。困ったものだねぇ。

全然暑さにめげていないむーちゃん。

えっと先回更新してから3ヶ月近く経ってるのか。あっという間ですな。

6月になってエレキバイオリンなるものを衝動買いしました。いや、ずっと前から検討はしてたんだけど、たまたま中古で良い出物があったんで脊髄反射的に購入しちゃった次第。トロンボーンは体力的にめっきりしんどくて、全然吹いてないんだけど、楽器演奏自体は楽しいし(あまり上手い訳じゃないけどね)、トロンボーンは速いフレーズが難しくて速弾きに憧れてたんで、バイオリンを買っちゃった訳です。

YAHAMA YEV105 5弦エレキバイオリン。弓とケース付きの中古で3万円台!!琵琶じゃないぞ。

孫の結婚式(10年後くらいか?)とかで〝耳をすませば〟のカントリーロードの完コピとかやったらウケるかも…とか、そーいうしょうもない理由も考えた。となると月島雫役はせっちゃん(嫁)か…嫌がりそうだな。大昔、オールスター家族対抗歌合戦に出場経験があるというのに彼女は歌は苦手なのである。

で、全くナメてました、バイオリン。

こんなに難しいの?パッと見、簡単そうじゃん。左手の運指にしても、右手のボーイングにしても、普段使う筋肉や神経とは別物で全く機能しないのです。ビブラートなんて簡単そうで全く手が動かない。無茶苦茶不自由な楽器だなあという感想。

初期の練習は、少しずつ、そーいう筋肉や神経を目覚めさせていく過程のようなもので、音楽とか関係ないような、リハビリ運動みたいな感じなのです。もしかして楽器練習の初っ端って皆こんな感じだったっけ?

などと言いながら、少しずつ覚醒していくような過程がなかなか楽しく、ほぼ毎日一時間程度は欠かさず弄っているので、そこそこハマってるんだろうなぁ。まあボチボチ楽しみながら、やっていこうと思います。因みに、カントリーロードはイントロ3小説でめげました。先は長そうだ。

←2ヶ月くらい前の様子

↑2ヶ月くらい練習して

「ウラウラウラー!ベッカンこーんぶ!!」「…….。」

言わずと知れた、変な掛け声でウチの黒豹を興奮させて遊ぶ、ジャングル黒ベーごっこなのだが、こんぶのノリがイマイチである。まあ、こんな日もあるさ。

6月某日、可睡ゆりの園に行ってきました。

何やらグッドモーニングのヨダさんのお天気中継で紹介されていたので行ってみたいと、せっちゃん(嫁)からのリクエスト。さすがロケ地に選ばれるくらいの見事な光景でした。入園料は大人一人1,500円でそこそこ取られますが、3万坪の管理費を考えるとしょうがないかなと思う程度によく整備されております。百合だけでなく紫陽花のエリアとかもあるのですが、非常に満足できるキレイな観光スポットでした。

「うわ〜つ!!!」

別にこんぶと遊んでいた訳じゃなくて椅子から転げ落ちた時の悲鳴である。

ガレージでバイオリンの練習中、椅子の座面がへし折れてひっくり返ってしまった。幸いバイオリンを所持してないタイミングで、特段に怪我をした訳でもないのだが、突然、座面が割れるって長い人生でも初めてで大層ショックでした。まあ、30年以上前に購入した物なので仕方がないか。

リプレースの椅子は、ホームセンターの最安値物でなくイトーキの1万クラスを購入。よく利用する物なのでほんの少し奮発。

ついでにバイオリンのアンプとエフェクターも購入。フィッシュマンのアコースティックアンプは、音が良い感じで、ちょっと上手くなった気になる(カン違いだけど)。

どちらも中古で、合わせて3万ちょい。趣味で5年も遊べれば十分元が取れるかな。

スマホの写真や動画を見ると、7月〜8月はバイオリンの練習動画ばかりで他に何にもしていない事が発覚。自転車もあまり漕いでないし。まあ、暑いからしょうがないか。ではでは。

異常気象のようで。夏間近ナリ。

春先からのトピックを忘れないうちに更新しておこうとGWのあたりから思ってたんだけど、怱怱たる日々に(イヤ、それ程ではないんだけど、歳取ると1日に実行できる物事の件数が少なくなってしまって。)なかなか実行できなかったわけです。と言い訳から始める文章はよろしくないなぁ。

今年の4月は桜の開花が早かったうえに、休日と満開の時期が重なって絶好のお花見サイクリングを遂行できました。近所のお花見スポットを紹介。マイナーな情報だ。

まずは掛川市大浜公園

ご覧の通りなかなかの開花っぷり。高台になっていて海岸線やら街並みが眺められる、なかなかの景勝の良さ。桜満開なのに、早朝とはいえこのひと気のなさ。(以前自殺者が出たりして地元ではあまり人気ないのですな)お花見、十分に堪能しました。

こちらは、中新井池

季節感が楽しめる憩いの場。こちらも、そこそこ整備されてるのに全然ひと気無し。ここも穴場でお気に入りの場所です。(まあ池があるだけって言うと、それまでなのだが)

4月はせっちゃんの姪や甥一家が遊びに来たりしてなかなか賑やかでした。

倉庫でバーベキューの様子。近くに出たらまた寄るとよろし。

待ちに待ったGW!

(いや、子供じゃないんで、そこまでウキウキな感じじゃないんだけど)就職先がそこそこ大きな企業なんで豪気な9連休でした。

せっかくなのでサイクリング旅行に出かけようと思い立ち、鎌倉、三浦半島へ出かけました。連休半ばの5月1〜2日。一応平日のため学校や会社出勤の方もいるであろうと、多少ながら混雑緩和を狙ってのスケジュール。早朝に家を出たのですが、やっぱり混雑してましたな。まあ、ましな方なんでしょうが。

駐車場は北鎌倉よりの郊外で安目の有料駐車場を利用。安いとはいえ1日800円。(観光地近くだと倍くらい。夏休みはさらにお高いです。)車から自転車を降ろして、いざ鎌倉へ。

まずは鎌倉観光の定番、鶴岡八幡宮へ。

あれ?駐輪場ないの?自転車を道端の隅の方に止めて参拝。

なんか、ご祈祷とかやってました。おしまい。

源氏池の旗上弁財天社とか、流鏑馬馬場とか一応観たんだけどね、大勢の人でごったがえしていて、ゆっくり見る気がなくなっちゃったんだもん。自転車も気になっちゃうしね。で、すぐに退散。

次に訪れたのが竹林で有名な報国寺。こちらは駐輪場ありました。(鶴岡八幡宮だけだったな、駐輪場無いの)

拝観料、お抹茶付きで600円。(お茶無しだと300円)ゆっくり竹林を眺めながらのお抹茶はなかなか気分よろし。外人さんが多かったのも印象的でした。

鎌倉の寺社巡りは、結構坂道が多いし車の交通量も多くてサイクリングとしては、あまり気持ち良い環境じゃないかな。でも車で回るのも道は狭いし交通量多いしさらに大変そう。歩きだと距離あって、あんまり多くは回れそうにないし。交通に関しては、鎌倉はなかなか難儀なところだなという感想。

銭洗弁財天 宇賀福神社

洞窟の奥から湧き出る銭洗水でお金を洗うと、御利益があると言われる人気スポット。暗い岩のトンネルを抜けると明るい雰囲気の小綺麗な神社が。200円を払って線香とロウソクとザルを受け取り、まずはロウソクと線香でお参り。その後、洞窟内の銭洗い池にてザルに入れたお金に柄杓で水を注いで清める。すると霊験あらたか、お金が何倍にもなって戻ってきちゃうという寸法。万札をびしゃびしゃにしている人が大勢おりました。

かくいう私はスマートに100円玉のみ、少し多めにお清め。

清めた100円玉は、プリンタで印刷したコピー用紙で包んで、お土産をでっち上げました。お土産代をなんと100円ですますという荒技!もう、これだけで何倍ものお金が戻ってきたも同然。ありがたや、ありがたや。(義理のあるところには、ちゃんとしたお土産買ってますよ、一応)

鎌倉大仏殿高徳院

鎌倉の大仏さんです。実は初めての拝観。

仁王門を抜けるとドドーンと大仏さまが鎮座しています。なかなかの存在感。

コロナ禍のおりには中に入れなかったようですが、現在は大仏胎内の拝観が可能です。料金50円。安めでちょっと嬉しい。

寺社巡りはこの程度にして、この後は、由比ヶ浜〜稲村ヶ崎〜七里ヶ浜〜江ノ島〜湘南海岸〜辻堂海岸〜茅ヶ崎海岸と海沿いサイクリングを決行。

途中に寄った鎌倉高校前駅の踏切。スラムダンクのアニメのオープニングで有名らしいので、話のタネに一応。やたらと大勢の人がいてビックリ。ちょうど江ノ電が来て良いタイミングでした。

海岸沿いサイクリングは気候に恵まれ、なかなか気持ちよく走れました。やたらと海鳥や鳶やカラス等、鳥が多かったのが印象的。交通量の少ないオフシーズンにもう一度来れたらいいな。

駐車場に戻って自転車を積んで、三浦半島にある宿泊先のホテルへ。途中で日暮れてきたのでシーフードレストランで夕飯。

あまりに景観が良かったので少し奮発しちゃいました。

宿泊ホテルは湘南国際村にある湘南OVAというリゾート感溢れるホテル。素泊まり8千円でした。(GW中はどこも高いのです。)朝の眺めは最高でした。

早朝、長者ヶ崎海岸の無料駐車場に移動。

サイクリング旅行2日目は三浦半島一周。道沿いにあるマイルストーン(石碑)を訪れながらの行程です。

たたら浜の黒船のマイルストーンの脇にゴジラの足跡(1/10縮尺らしい)を発見。昔この辺りに上陸したらしいよ。

浦賀港(湾になっている)の東西の対岸に叶神社があって、西叶神社の勾玉を東叶神社のお守り袋に入れて持っていると願いが叶うとか。せっちゃんのお土産に購入。2箇所で購入させるとか商売上手だなぁと思う。

ちなみに対岸に渡るには浦賀の渡しという渡し船を利用。自転車でも乗船可能。料金は200円プラス自転車50円。

乗船の動画(4倍速)

猿島と横須賀の街

三浦半島のハイライトが横須賀でした。街全体がオシャレなイメージです。海沿いの公園も綺麗で軍艦の展示とか大変楽しかったです。

少し遅い時間(15時頃)でしたが腹がへったので、ここは海軍カレーしかあるまいと「横須賀海軍カレー本舗」に勇んで向かったがいいが、なんと一時間待ちの様子。さすがに並ぶのは躊躇してしまったのですが、すぐ近くにCoCo壱番屋があって、海軍カレーの限定メニューがあったのでそちらを利用。大変美味しゅうございました。

でも悔しかったので海軍カレー本舗でお土産を購入。

駐車場に戻った頃はすでに夕方。1日走って疲れもピークだったので、車中泊でもう一泊することに。

夕日が絶景でたいへん得した気分

夜明け頃、尿意を催して起床したが、そのまま二度寝したら朝から大混雑。GW後半に突入したのをすっかり失念していました。帰りは大渋滞で大変でした。

帰宅してGW後半は殆ど家でダラダラ過ごしたんだけど、毎年恒例のディスクドッグ大会だけは出かけてきました。

犬もいいねぇ。って、こんちゃん、睨むんじゃありません。

GWが終わったと思ったら、先日結婚式を挙げた甥っ子(妹の息子)の弟が結婚式。

年2回かぁ。妹も大変だなぁ。

お相手は大変可愛らしいお嬢さんで華やかな結婚式でした。

滉平くん、亜衣さん、末長くお幸せに。

しばらくダラダラしたいなぁと思ってたんだけど、テレビの報道バラエティでバラが満開とか言っているのを聞いて、せっちゃんがバラ園に行きたいとか言い出したので、島田市ばらの丘公園に行ってきました。

満開という感じではありませんでしたが、そこそこ咲き誇っていて堪能できました。せっちゃんはバラの写真を撮ってラインで親戚とかに送っていたようですが、相手が食いついてきたのは当日着ていたTシャツのようです。

こんぶTシャツと呼んでいる、今年私が誕生日プレゼントに送ったTシャツです。ポケットの中には当然こんぶが潜んでいますよ。

ではでは。

春だニャア

たまにはブログの更新をしなきゃ…とか思い立ったんだけど、なんというか全然これといったトピックもないのですね。再就職してからやっぱり仕事中心で、休日は疲れてゴロゴロしてばかりの毎日なのです。

まあ季節の移り変わりめ程度の些細なことでも記録に残しておかないとあっという間に寿命が来てしまいそうですな。年をとると時間のなんと短く感じられることか。

今年の1〜2月は10年に一度の寒波とか騒がれていたのに、3月になったら10年に一度の温暖化とか言われています。なんだかなぁ。

東京では観測史上最も早い3月14日の桜の開花となりました。静岡ではまだ開花の報告はでていない(3/19日現在)みたいなんだけど、早咲きの桜もあるかもと近所を自転車で走ってみました。

ポカポカ陽気の中、ちょっと走っただけで沢山の花が咲いてる光景に出会います。イナカもまあいいもんだなと思いました。

花と黒豹

↑これは2月の撮影
ラベンダーの花を愛でているようですが…
ミツバチが気になっていただけのようです

さて、放し飼いが日常化していたこんぶにも遂に放し飼い禁止令が発令されました。

庭先に面した田んぼが、早い時期に田おこしされてこんぶが頻繁に遊びにでていたのですが、田おこしすると餌を求める鳥たちが田んぼに集まるわけで…

なんと我が家のノホホンとした黒豹が鳩を捕まえてきちゃったのですね。

「ぎゃぁあああーーー」←せっちゃん(嫁)の悲鳴

こんぶが咥えてきた死んでると思われた鳩が、台所で息を吹き返し暴れた末、窓から飛んで行ったらしいのですね。これはその後の羽の散らばる現場写真。阿鼻叫喚。

その数日後、せっちゃん(嫁)から送られてきたライン。

この日、こんぶの放し飼いが禁止されました。

むーちゃんも相変わらず元気です。給餌器の管が真鍮管にグレードアップしました。

↓放し飼いが禁止されたかわりにキャットタワーが買い与えられた甘やかされ黒豹

ではでは。

最近購入したものとか

知らないうちに年が明けてしまっている——。ウソ、ウソ。還暦ジョークだよ。

今年も正月早々、初日の出を拝みに出かけて写真撮影などしてきたのだけど、ここ3年ほどいつも同じ場所から撮影しているので、見比べると毎年全く同じような写真で見分けがつかないことに気が付いてしまった。いかん、これは意味ないのでは…と思ってしまった次第。うーん、当たり前ではあるんだけど、縁起物だしなぁ。まあ、深くは考えまい。来年は場所かえてみようかなぁ。

先日、甥の結婚式で名古屋に行ってきた。挙式の教会がお洒落な大聖堂風でちょっとビックリ。広基君、美鈴さんおめでとう。末長くお幸せに。

こんぶの放し飼い散歩が日常化している。外に散歩に出さないとニャアニャアと煩くてせっちゃんが家事に専念できぬらしい。外に出せばその間は家事に集中できるし、帰ってきても大人しく振舞っているので、朝晩外に出してやるのである。寒くなってきた当初はすぐに家に戻ってきていたようだけど、ここ最近は余程の寒さでない限り1時間ほど散歩を堪能しているようである。交通事故が心配だ。

最近、いろいろと物を購入したので、参考までに軽くレビューをしておく。検討中の方へ参考までに。

まず、せっちゃん(嫁)からの購入依頼の2点。

スムージーを作りたいとのことで象印のミキサー(BM-SS10、七千円ちょい)を購入。二人とも年寄りなので健康関連には財布の紐も緩いのです。若かったら買ってないよなぁ。

そこそこ評判良いのと、容器がガラス製でなくて軽いことで選びました。使用してみた感想ですが(いや、自分は全く使ってないんだけど)、容器が軽いというのは前評判どおり。年寄りには結構重要な項目だと思います。パーツもシンプルで手入れが楽だし(自分は全く手入れしてませんが)、スムージーのできも口当たりもよくて美味しいです。デザインもシンプルでちょいオシャレなかんじ。せっちゃんからは特に不満点はないみたい。まぁ、他と比較してる訳じゃないので騒音やら性能やらの相対評価はできないのですが、買って後悔はなかったというところです。

2点目はルームランナーっていうかウォーキングマシン(走らないので)。せっちゃんが健康の為に30分ほどウォーキングしているのだけど、寒い季節はついついサボりがちになってしまうらしい。寒いのは嫌だけどウォーキングのやる気だけはあると。ならば家の中で歩ければ一挙両得悩み解消有言実行起死回生ではなかろうかと訴えられたわけね。まぁ、年寄りなので健康関連には…。

これも事前に調べたところ、はっきり言ってどれが良いのか全く判らなかったので、アマゾンで売れ筋の物をチョイス。BTM 電動ランニングマシン 2022年新型 MAX12km/h で三万円ちょい位のもの。とりあえず走行面が110cm×40cmとそこそこ広いものをチョイス。

何通りかのトレーニングメニューが用意されているのですが、自分用にアレンジする為にはその都度入力が必要だとかというあたりが普及機っぽいのですが、せっちゃんは、「どーせ、電源とスピードボタン以外触らないし」という人なので使い勝手に全く問題ありません。年寄りにはあまり機能は関係ないなぁ。耐久性とか今後どうなのかわかりませんが、今のところ非常に満足している様子です。

うーむ、なんか異常に甘い評価にしかならんなぁ。レビュー記事としては全く参考にならん事判明。すまんこってす。

元工場なのでガレージがとても広い。これは重宝しているのですが掃除が大変。という事で幅広レーキタイプのブラシを購入。Eyliden 業務用ブラシ。60cm幅のブラシというと通常五千円以上が相場なのですがこいつは三千円ちょい。アマゾンで発見した時、思わずウヒョーと言ってしまった。ウヒョー。

ガレージ入り口近くにハイビスカスが植えてあるんだけど、これが毎年、年明けになると落とした葉が風に舞ってガレージ内に積もっちゃうのです。今まで30cm幅くらいのホウキを使って週末に掃除してたんだけど、15〜20分くらいかかってたのですね。そして大層な腰痛。これが60cm幅だと半分どころか3〜4分で済んでしまうのです。しかも腰痛しらず。ウヒョー。買ってよかった、大満足。ざっとブラシをかけるだけで、葉っぱだけでなく、土埃も綺麗に集まります。いや、マジで高評価。

買ったものというか、工作したもの。むすびの給餌装置。(いや、そんな大層なもんじゃないんだけどね)

今まではこんな物を使って餌やりをしてました。

餌やりの度に扉を開けてるとすぐに外に逃げちゃうので、0.5mm厚のプラ板をドライヤーで曲げたもの(餌やり器と命名)を使ってケージの隙間から餌箱に給餌していたんだけど、どうしても溢れてしまったり、詰まってしまったり、餌やり器自体を探したりとあまり使い勝手が良くなかったので、新たに装置を考案した次第。

用意したのは漏斗(アマゾン73円)とスリットチューブ(家にあったあり合わせ_アマゾンだと1mで221円)の格安材料。チューブを切ってグルーガンで繋ぐだけ。工期わずか10分程度。

チューブはケージ隙間よりやや広い位だけどスリットが入っているのでわりとすんなり通すことができます。こんな感じで使用。目詰まり起きずスムーズに給餌が可能です。

あと、先回の車の修理が一ヶ月もかかった。(このご時世と年末年始が重なったことで、ドア部品のメーカー在庫が欠品していたらしい)そのうえ、請求が15万円を超えていたという始末。

年明けてから出費多いよなぁ。

再就職したんだけど

まあ、腰が痛い。1日中立ち仕事で(前はずっとデスクワーク)足の疲労はだいぶ慣れてきて平気になったんだけど、腰痛が蓄積して休日にはヘロヘロ人間の出来上がりだ。それほど中腰姿勢を続けてるわけではないんだけどなぁ。もともと軽い腰痛持ちだったのが、休職中の怠惰な生活で腰を支える筋肉が退化してしまったのではないかと思う。気楽な良い職場なので、腰痛だけはなんとか克服しないとならぬ。とりあえずラジオ体操を始めた。いち、に、さん、しっと。

先月くらいから、朝晩こんぶの放し飼いが始まった。当初、こんぶが外に出たいと訴えてくるとハーネス付けて庭をお散歩していたのである。

飼い主も休職中で暇だったこともあり、存分にこんぶに付き合ってやっていたわけだ。ところが飼い主が再就職したため、常にせっちゃん(嫁)に外出要求をするようになってしまった。もともと四六時中せっちゃん(嫁)に付きまとっていたんだけど、やたらと自己主張(大きな声で鳴く)の度合いが強くなってしまった為、朝晩御三どんで忙しい事もあってついにキレて、そのまま外に放り出した次第。わずらわしいハーネスなしの散歩がよほど嬉しかったのか。以来、味をしめて毎日外出させろとワガママ放題のようだ。

もともと走行している車が怖くて殆ど道路に出ず、せいぜい庭かお隣の敷地を闊歩する程度で、夕方は17時の「家路」のサイレンが鳴るとさっさと帰宅してきたらしいのだが(小学生か!)、だんだん暗くなるまで帰ってこなくなり、どこに行ったか判らなくなるに至って、猫用GPSの首輪とかを検討するまでになった。(調べたら国内でまともに使えるペット用のリアルタイム追跡のGPSってないんだね)ところが、12月に入って気温が下がり朝晩の冷え込みが厳しくなると、こんぶの散歩も2〜3分程度で帰ってくるようになったんでとりあえず春まではこの問題も棚上げ状態という今日この頃です。

どこから迷い込んだか珍しい来客。こんぶはお昼寝中だったので一波乱はありませんでした。

むうちゃんが小屋をかじり壊したので、新築することに。最初、ちょっと背の低い細長なウナギの寝床状のものを作ったところ、入居の気配なし。

2〜3日様子を見てみたんだけど何が気に入らぬのか全然入ろうとしません。仕方がないので再建築。少し背の高い小屋を用意したところ今度はすんなり入居しました。ちょっと不思議なデグーの生態。

寒くなったんで小屋の巣材の調達目的なんだろうけど、ケージの壁側に備え付けた汚れ防止の布がこんなことに。

マイミシンで工作。新しく汚れ防止布を装着。

サイレント回し車からギコギコと異音発生。ベアリングに汚れが固着してうまく回っていない様子。パーツクリーナーで汚れを落としてグリスアップ、ついでにチタンスプレーで潤滑を施した。(全部、趣味の自転車メンテ用品)非常に軽やかに回転。全快です。

このタイプの回し車のベアリングはアマゾンとかでも売ってる(サイズ4x13x5mm)ので買って交換するのもよいぞ。

ホントは先週日曜日の午後に更新するつもりだったんだけど、車の事故(駐車場に留めておいた私の車に、せっちゃん(嫁)の車が後方不注意で接触)のおかげで時間がなくなってしまったのでした。

なんと家族間の事故は保険が下りないという驚愕の事実!トホホな年末だ。

長い休暇の終焉

今年の春から無職でふらふらしていましたが、やっと再就職が決まりました。もともと暫くは長期休暇を取る予定ではあったのですが、当初の予定では3ヶ月程度のつもりが半年もの超長期休暇となってしまいました。失業保険を目一杯もらうつもりはなかったんですが。ホントだよ。

実のところ8月後半から、ハローワークの求人であちこち求職活動していたのですが、なかなか決まらず10月に入ってやっと決定した次第です。男女不問、年齢制限なしの募集を廻ったのですが、ほとんど性別や年齢で断られる事が多かったです。(人間性で断るのがまずいので、そう理由づけしてきた可能性はあるのですが)

十五少年漂流記の原題は「2年間の休暇」ですが、あちらが遭難から生還までの、少年少女達の人間としての成長を描いた胸踊る冒険譚だったのに比べ、自分の休暇のなんと怠惰でぐうたらで、あらダメ〜ンな生活であったものかと反省しきりです。半年間とはいえ、ちょっと体重増えすぎだし。

なんだか、ガレージの改装と、富士登山と、たまにサイクリングの遠征で終わっちゃった感が強いです。もっと、いろいろやる事ありそうなもんですが、メンドくさそうな事はどんなに時間があっても絶対やらない。ダメ人間ですな、草丸水産業。

と言うわけで11月から社会人復帰です。おめでとう自分。

10月になって秋めいてきたので地元の海沿いの自転車道をサイクリング。

この日は気候がよくて公園の桜が花を付けていました。パラグライダーで飛んでる人もいて気持ち良さそう。

再就職が決まり、休暇ももうすぐ終わる事だし、地元を走るだけじゃもったいないなと思い立ち、再びサイクリングの遠征を決行。怠惰なのかマメなのか。

3年ぶりのしまなみ海道

令和元年のゴールデンウィークは天皇即位と重なり、当時勤めていた会社も過去にない長期連休でした。当時はまだコロナも発生していなかったので、サイクリストの聖地「しまなみ海道」まで行ってきました。小遣いも少なかったので車中泊での3泊4日ひとり旅でした。

「しまなみ海道」は、かのCNNでも世界有数のサイクリングロードとして紹介されたことのある国際的にも有名な自転車道で、尾道〜今治間の瀬戸内海の島々を結んだ海を渡る街道であります。

景色が良いだけでなく、自転車での走りやすさやサポートなど、本当に驚くほど魅力的なサイクルロードで、いつか必ずもう一度走ろう!と決意していたのですが意外に早くその機会が訪れました。

出発当日(10/19)は道路工事や渋滞が多くて片道7時間程度の旅程が9時間近く時間がかかり、朝出発したにも関わらず到着は夕方で日暮れまでそれほど時間もなく、疲労もあったので、その日のサイクリングは断念。先回訪れて感動するほど美味かった、尾道市瀬戸田町耕三寺前にある御食事処「ちどり」の蛸天丼卵とじを食しに訪れました。

あいかわらずの美味さで満足。

道の駅多々羅しまなみ公園にて愛車アクアで車中泊。お金の節約もあるけど、車中泊自体嫌いじゃないので。日の出が大変キレイでした。

島を結ぶ橋は車道とは別に歩行者や自転車の為の道路が設けられているのですが、車道以上に立派なことも。大三島と伯方島を繋ぐ大三島橋。

道の駅多々羅しまなみ公園から今治まで、寄り道しながら行って帰って90kmくらい。のんびり一日走るにはちょうど良いくらいの距離でした。還暦超えたら100km超えると疲れちゃうだよね。

伯方の塩ソフトクリーム。うまし。

↑大島から鵜島を望む海岸沿い。海流が複雑で小さな渦潮があちこちに出現。ぼーっと眺めているだけでも楽しい。つい長めの休憩を取ってしまう。

外人のサイクリストが非常に多かった。円高の影響か?アニメのアーニャちゃんみたいなのが拙い日本語で「おはざまーす!」とか元気一杯で面白かったです。

2泊目は疲れを取る為ホテルにて宿泊。全国旅行支援のおかげで素泊まり1万円くらいのところが40%オフ。おまけに3000円ほどの地域クーポン券もらえた。安いなぁ。車中泊の必要ないな。

翌日は、因島からフェリーで生名島に渡り、橋のかかった島々をめぐる「ゆめしま海道」巡り。短めの距離で半日ほどの行程。

海のきれいなこと。小魚の泳ぐ様子まではっきり。不思議に磯臭くありません。

弓削島から因島に渡るフェリー乗り場前にあるお好み焼き屋さんで昼食。優しげなおばちゃんが格別なお好み焼きを作ってくれるぞ。普通盛りでもそこそこなボリューム。大盛りはちょっと怖いな。地域限定の瀬戸内レモネード。限定と言うだけで美味く感じる。(味はハチミツレモンだけど)

昼過ぎにきりあげて家路に。帰りは順調で7時間半ほどで夜帰宅。まあ、疲れたけど大変満足。自転車乗れるうちに、もう一度くらい行ってみたいな。

↑ i-Phoneの写真アプリは、撮った写真や動画を勝手にスマホが編集して、アルバム動画を作ってくれる機能があるんだけど、いい感じに旅の様子が編集されていたのでアップしておきます。

次の投稿は再就職後だな。

富士山に登ってきたんだって

こんにちは、お久しびりです。むうちゃんことデグーのむすびだよ。

飼い主さんが富士山に登って来たみたいです。ファミリーのLINEに、まめに写真を送りつけてくるので、せっちゃん(飼い主の奥さん)とこんちゃん(よく遊びに来る黒豹の仔)とでリアルタイムに様子をみてたんだけど、もう飼い主さんは爺ちゃんなのでなかなか大変だった様子が伺えます。

飼い主さんは小さい頃から「静岡に生まれたんんだから、死ぬまでに一度くらいは富士山に登らないと」なんて考えてたようで、心の中のやらなくちゃリストにも結構大きな文字で「富士登山絶対」とか書かれていたらしいんだね。でも還暦を迎えてもう今チャレンジしないと体力的にきつい事に気が付いちゃって、これ、すぐ実行しないと死ぬまで後悔しちゃうと思い至ったみたい。

どうせ小学生でも登れる山だし初心者でもなんとか…とか最初はホントにナメてたようだけど、いろいろ調べてみたら、初心者の登頂率が50〜60%位らしくて、よく考えたら体力も小学生高学年よりずっと衰えていて(すでに30代半ばの頃には、駆りだされた町内駅伝大会でスポ少の子に派手に追い抜かれた経験がある)、道具もそこそこ揃えないとダメみたいだし、けっして低いハードルじゃないみたいなんだけど。まあ、ダメ元で別にどーなるわけでもないんですが、ちょっとおずおずしながら、飼い主、家を出発したのでした。

さて、8月15日の早朝の牧之原インター。お天気はやや曇り空。綺麗な朝焼けの写真です。高速道路は朝の5時台でガラガラ。

富士山の登山ルートはいくつかあるんだけど、飼い主さんは静岡県側からのアプローチで初心者向きの富士宮五合目から登るようです。マイカー規制の為、水ヶ塚公園の駐車場に車を止め(駐車料金1000円)、朝7:00のシャトルバスで富士宮五合目に向かいました。(往復2000円)結構費用がかかるなぁ。

富士宮五合目の登山道は、スタート地点がすでに標高が高く距離が短い為初心者向きなんだけど、短い距離で急に高度を稼いで登ってしまうため、高山病を発症するリスクは一番大きいようです。ここで暫く休憩して高山病に対して体を慣らしてから登るという算段…だったのですが、飼い主さん以外の登山客はさっさと登山口に向かってしまい、ポツンと一人残されちゃったみたい。

1時間ほどして次のシャトルバスが到着したので、後続の登山客と共に、数百mほど離れた登山口から登頂開始です。

やはり、体力のありそうな体育会系の人は結構なハイペースで登っていきます。登りに3時間半、下山に1時間半の5時間くらいで日帰り登山する人もいるんだって。飼い主さんはゆっくりペースで、家族連れや軟弱アベックの人達と同じくらいのペースで登っていったらしいよ。

早々に雲海が広がる景色。七合目くらいまでは快調な様子。

宝永山とその火口。ぼちぼちバテ気味なLINEが入ってきたよ。「もーヘロヘロ、1分ごとに立ち止まり3分ごとに休憩」登頂できるのかな?

高度をあげると風も強くなるらしく、流れる雲が半端なく早いみたい。

後から登ってくる登山客にどんどん抜かされ、同様ペースで登ってきた家族連れは途中でリタイア(子供がギブアップしたみたい)、同じく抜きつ抜かれつしてきた軟弱アベックもギブアップしたようです。

他の登山客は、初日は無理せず八合目以降の山小屋に宿泊し、翌日暗いうちからご来光を見に登頂する人が多いみたい。午後も3時頃を過ぎると、登頂を目指す他の登山客の姿もかなりまばらとなってかなり寂しい雰囲気のようです。

九合目の山小屋近くで10歳くらいと思われる少女から「ガンバッテー!」と声をかけられてショックを受けたとLINEが。よほどヨボヨボヘロヘロな老人に見られたんだろうなぁ、飼い主…。

山頂近く(九合五勺)になると、すでに4時近く。予定よりだいぶ遅い時間。当初の予定ではすでに登頂して剣ヶ峰やお鉢巡り(富士山の火口をぐるりと一周、一時間程度)をしているんじゃなかったかな。頂上の山小屋のチェックインが4時〜6時なのでまだ余裕はあるんだけど、大丈夫だろうか?

頂上まで普通だと30分位で着くところが1時間くらいかかったみたい。かなりゼイゼイ言いながら、体力振り絞って登ったらしい。

霧立ち込める頂上付近。もう全然ひと気なし。

夕方5時過ぎ、飼い主、富士山初登頂。やったね。

時間が遅く浅間大社も閉まっており、霧も出て来た為剣ヶ峰も翌日に持ち越し。なによりすごい疲労なんで、即山小屋(頂上富士館)にチェックイン。宿泊料5000円+夕食1000円+朝食1000円、山の上なのでなんでもコストが高い。ちなみに水500mlが500円。宿泊者以外のトイレ200円。100円玉はたくさん持って行かないとダメらしいです。

5時過ぎにチェックインして、息を整えたところで6時前に夕食。メニューはカレーだったみたい。普段カレー好きの飼い主ですが、めっちゃ疲れた後のカレーは正直しんどかったようです。

山小屋はこんなかんじ。一人一畳も無いくらいのスペース。ろくに着替えることも出来なかったとか。お盆の最盛期では、他の山小屋では布団1組に見知らぬ他人と2名で就寝とかいう記事もあったので、まだマシなのかな。右隣とその隣は飼い主さんと同年輩くらいのおじさんらしかったんだけど、ちょっと話をした程度で早々に就寝。消灯時間は夜7時なんだって。飼い主も疲労困憊で消灯時間前に寝たようですが。

頭痛と喉の渇きと尋常じゃない倦怠感で夜中になんども起きたらしい。高山病にかかってたのかもしれません。それでも翌日のご来光を楽しみにしていたみたい。

夜中の2時過ぎから物凄い豪雨のような音が。降水確率30パーセントだったのに。あれれ、大丈夫なんだろうか?

4時早朝、山小屋の人が起床を告げます。天候が悪いようで皆渋い顔。朝食は鯖の味噌煮と味噌汁なんだけど、疲れが全く抜けない状態で胸焼けするところを無理やり飲み込んだとのこと。

山小屋をでると、そこは難民キャンプの如し。飼い主の落胆はけっこう大きかったみたい。

雨は霧雨なんだけど、物凄い豪風で肌に当たるとメチャクチャ痛かったそうです。下の山小屋からこの悪天候で登ってくる人達もおり(すごいね)、山頂の山小屋内は食事の済んだ人がゆっくりしているスペースもなく、外で待機せざるを得ません。

生涯最大級クラスの暴風雨の中、数時間も外で雨ざらしでじっと座っているという、なんだか凄い経験だったようです。上から下から横から雨が叩きつける状態なんて地獄の沙汰みたいだね。

飼い主は登山の準備で、雨具だけは良いもの推奨というWEBの記事に従って、オークションでそこそこ良いゴアテックスの雨具を手に入れていたのですが、ちょっと泣きたくなるくらい、しみじみと、「ああ、ゴアテックスで良かったー」と思ったそうです。(ところで、この「後悔」の反対を表す状態の日本語ってなんて言うんだろう?)ゴアテックス、サイコー万歳。

早朝5時すぎ。ご来光の瞬間?想像と全く違う光景だったけど、突然空がピンクに染まった瞬間まわりから歓喜の声が上がったそうです。この環境だったので余計に嬉しかったんだろうなぁ。

周りが明るくなっても天候は変わらず。ツアーのお客さん向けのガイドの方が「剣ヶ峰もお鉢参りもこの天候では無理です。風で危ないですし、ガスで視界が遮られ全く見えないです。」と大声で説明されているのを聞いて、飼い主もそのまま下山することにしたようです。(せっちゃんのお土産の浅間大社の御朱印がもらえないのが残念だったみたい)

下山の様子の動画。この後ヤッケを膨らませた若い子が3mくらい吹き飛んでビビったとのこと。実際立ち上がることも出来ず座り込んで風を凌ぐことが何度もあったみたい。

それでも八合目をすぎたあたりではガスも晴れ、気違い染みた突風も弱まり、頭痛や倦怠感も治ってだいぶ気が楽になった模様。

六合目で雨具や上着も脱いで軽装に。下りは心肺が楽な代わりに、足の疲労は登り以上に厳しく、足ガクガクだったそうです。

やっと五合目。下山完了。飼い主さん、おつかれさまー。

登りは9時間位で下りは5時間位かかったみたい。せっちゃんもホッとした様子。

さて、下界に帰って来た飼い主です。むうちゃんレポートありがとう。図らずとも自然の猛威を体験したことで、それはそれで貴重な経験ができたなぁと思います。ご来光と剣ヶ峰はかえすがえすも残念でなりません。もう一度チャレンジするか?うーん、あのキツイのをもう一度かー。迷うなぁ。

山頂でろくに土産を買う余裕もなかったので、知り合いには手作りの「富士山頂の小石」を作って渡しました。こんな世の中を舐めてるようなものでも意外と受けが良かったです。(みんな気を使って嬉しそうに振る舞ってたのかも?こうやって図に乗る爺いが世にはびこってしまうんだろうなぁ)

ところで最近、こんぶがハーネス付けずに外に脱走しちゃって困っています。捕まえようとすると近寄ってくるのを待って、ひょいと躱して逃げちゃうんですが、遊んでる感覚なんだろうなぁ。道路とかに出なければ良いんだけど。

ではでは。

富士五湖サイクリングに行ってきたゾ

行ってきたシリーズ第三弾?

まあ、そんなことより今年はマジで大変な年になってしまったなぁと思うのですよ。コロナの第7波で1日の感染者数が25万人を超え、静岡県でも日に7千人の新規感染者数です。おまけに記録的な猛暑。もう毎年のことではあるんだけど異常気象と言える降雨とか。

失業中で毎日ゴロゴロしてる場合じゃないなあと思っちゃうわけですよ。(←ウソです。まじめに就活してません。)

コロナ禍で出歩いてんじゃねえよとか言う声が聞こえてきそうですが、行ってきちゃったサイクリング遠征、富士五湖編です。

毎日暑いのでこんぶもウナギイヌみたいになっている今日この頃。

なんか涼しそうな所でサイクリングしたいなあと思い立ち、7月24日、やってきました富士山周辺。高原の清涼な風をきって富士五湖から富士山眺めながらサイクリングとか最高じゃない?

とか、思ってたんだけど、いざ着いてみたら、まあ、爽やかではあるんだけど、(下界より10°ほど涼しい)曇ってて富士山があまり見えません。本栖湖とか、千円札と同じ構図の写真を送っちゃうよーとせっちゃん(嫁)に息巻いて出てきたのですが送った写真がこんな感じ。(雲の向こうにちょっぴり見えてるのが富士山)

なんだかなあ。想像ではずっと雄大な富士山を眺めながらのサイクリングのつもりだったのですが、意外に開けた場所が少ないうえに景観の良いスポットが限られており、あんまり富士山を望めません。それぞれの湖への移動も富士樹海の森林に挟まれた道路を移動しているので、樹木ばっかで山々とか全然見れないのです。

↑道路脇の景色、ずーっと森林

今回立ち寄った、数少ない観光名所の鳴沢氷穴。汗ばんだ格好で入る氷点下はちょっとヤバいくらい寒かった。パないぞ。入って2分で後悔。でもグルっと回って出口まで10分もかかりませんでしたが。

氷穴の売店で食べた岩石シュー(だったか?名称ちょっと不正確)大変美味しゅう御座いました。

一日で富士四湖しか廻れなかったので、車中泊して翌日山中湖を巡ることにしました。

道の駅 なるさわ近辺の、富士眺望の湯 ゆらりに浸かって疲れをとり(露天風呂から目の前の富士山が眺められる温泉、控えめに言って最高!)河口湖の道の駅 かつやまにて車中泊。車中泊客は平日だったけど10台位いたかな。

で、翌日は朝から晴天。(↓早朝の河口湖)

富士山を眺められる河口湖北部を、さっと走った後、山中湖までは車で移動。

で、山中湖が素晴らしかった。快晴で景色よし。湖畔に自転車道が整備され快適。

当初の目論見どおりのサイクリングじゃん!とか思ってウキウキ走ってたのですが、大砲のような轟音が轟きはじめて…

こんなに良い天気なのに雷?

ちょっと怖くなるほどの音量だったので、早々にサイクリングを切り上げて帰宅する羽目に。ちょっとトホホなかんじのサイクリング遠征でありました。

せっちゃん(嫁)が一週間ほど長野方面の姉妹のところに遊びに行くことになりました。じじいと黒豹とねずみはお留守番です。いつもせっちゃん(嫁)にべったりのこんぶですが、2日目あたりから寂しくなってしまったのか、じじいの部屋に入り浸るようになりました。

嫁がいないにも関わらず、工場の改修に勤しむ日々。自転車車庫の位置を変えたり

ほぼ使用してない小便器を手洗い場になおしたり

日曜大工は、なかなか楽しいです。

カルボナーラにほうれん草のソテーと、割と手間をかけて作った料理もやもめ暮らしだと盛付けがこんなかんじになります。

↓カルボナーラ丼

ちなみにせっちゃんが帰ってきたなり、こんぶは嫁べったりで、じじいには塩対応です。あまりの豹変にビックリ。黒豹なので。

こんぶを外に連れ出すのに両手が塞がっちゃうという理由でペット用の抱っこ紐というものを購入。具合は良いのだが夏はちょっと暑苦しいな。こんぶは大人しく収まってくれるので使用目的にはバッチリ。

むすびのケージの位置を変更。掃除する時、扉の向き等の要因で不自然な姿勢になって腰痛を引き起こすのだ。90°向きが変わって容易な姿勢で世話が可能になった。もっと早く変更すれば良かったなあ。(なかなかメンドくさくてねぇ)

最近、朝(夜中とかも)こんぶが騒いでうるさいのだが、今朝は5時前にこんぶに起こされたら朝焼けがやたらと綺麗だったので、ちょっと儲けた気分になった。

出窓の外の蜘蛛の巣にセミが掛かってしまった。こんぶが妙に気になっている夏の日の午後。まだまだ暑い日が続きそう。

ではでは。

和歌山ライドに行ってきたよー

続けざまの旅日誌

予てから計画していた和歌山県南部海岸沿いのサイクリングに行ってきました。他の予定とかもいろいろあったんだけど、天気予報から数日晴天が続きそうなのを確認して、エイやっと行ってきた次第。基本毎日が日曜日なのでフットワークが軽いのであります。

車で遠征した場合、スタートとゴール地点がどうしても同一になる為、ビワイチだのハマイチだの一周するコースが最適なんだけど、今回の和歌山ライドはサイクリングコースとほぼ平行してJRの「きのくに線」が走っており、おまけにサイクルトレイン といって自転車をそのまま鉄道車両に乗せることができるサービスを実施しているのであります。(通常、鉄道に自転車を載せる場合、分解して専用の輪行袋などに入れて手回り品として乗車が可能、ただちょっとめんどくさい。)

行けるところまで自転車で走って手軽に電車でスタート地点まで帰ってこれるという算段です。何よりそのまま自転車持って電車に乗れるなんて一度体験してみたいではないですか。〝そう思いませんか?そう思わないですか、そうですか〟(せっちゃん(嫁)との会話)

海岸線沿いのサイクリングは大好物で、おまけに地元静岡の遠州灘とは随分異なった景色が観れるようで、今回も大変楽しみです。

初日は、ハローワークの説明会とかいうのが朝方からあったので、昼過ぎの出発となりました。到着が夕方になるので、翌日と翌々日の2日間のサイクリング予定。それからもう1泊したいところなんだけど、地元の草刈りが早朝より予定されていたんで、その日のうちに帰宅しないといけません。(以外にタイトだ!)

というわけで6/2(木)昼過ぎ出発。
同日夕方、紀伊田辺駅近くのビジネスホテル着(5時間かかったぞ)。
近くの飯屋でカツ丼食べて、翌日の周遊先をネットでおさらいしつつ早めに就寝。

6/3(金)早朝、ホテルを出発

まずは白浜方面を海岸沿いに走る。
地元の砂浜の海岸と違い、奇岩がいっぱい。モチベーション上がるなぁ。


あれ?こんなのあるんだ。知の巨人と呼ばれる南方熊楠。この人の逸話は、半端ないのが多いんで(よそで読ませてもらった本を家に帰って記憶から書写してたとか、十数ヶ国語使えたとか)ちょっと興味があったんだけど、なにぶん早朝で開館してなかったので寄ること叶わず。残念。

まず最初に訪れたのが「円月島」
島のまんなかにポッカリ開いた穴を円月に見立てているんだね。
日暮れ時には穴の中に沈んでいく夕日を見る観光客でいっぱいとのこと。

続いて、「千畳敷」白浜有数のスポット。
大岩盤と勇壮な白波が綾なす景勝地です。
大勢のジジババと遠足らしき小学生がおりました。
みんな一様に「オオーっ」と声をあげてるのが面白かった。

「三段壁洞窟」源平合戦で活躍した熊野水軍が船を隠していたとされる洞窟。海賊のアジトみたいな感じ?
エレベーター(有料)で洞窟まで降りられるようでしたが、展望台からの観覧(無料)で済ませちゃいました。十分堪能。海水の澄んだ様子が印象的でした。↓

Googleマップで、あたりを付けておいた「からす岩」
↓こんな風に見えるとのことだったのですが、

実際に行ってみたところ、
あれ?全然角度が違う?からすに見えないぞ。

どうやら川を挟んだ向こう岸から見ないとダメっぽい。えーっと橋を渡って向こうというと結構距離あるなー….
ということで今回は撤収。残念!

景色の良い海沿いの街道を進んでいくと「道の駅 椿 はなの湯」に到着。
無料の足湯があります。うわっ、じじいの足がツルツルに!なんだこれ!

今回のサイクリングは全般にアップダウンが激しく、足をつくような激坂こそないものの延々と続く坂道がじじいの貧脚には結構厳しかったです。まあ景観がサイコーなのと立ち寄りスポットが多いんでモチベーションが切れることが無かったのが救いでした。

「べアーズロック」全くジオサイトの宝庫だなぁ。
ラインでせっちゃんに写真を送ったらなかなか受けました。「クマの横顔だ!」

↓変なオブジェ発見。

しばらく走るとこんな所が。なるほど。

こちらは猪豚(イノシシとブタの交配種)専門の動物園みたいなのと併設した道の駅なのですが、この日は閉園日のようでした。残念。

「恋人岬」↓

左右からの波が中央で交わることから婦夫波というそうな。珍しい光景でなかなか飽きません。さざなみの音も相まってボーッと見てるだけで癒されるなぁ。

事前の予定ではそろそろサイクリング終了のつもりでしたが、時間に余裕があった為、もう少し足を伸ばすことに。

道を挟んで方や海、方や山壁といった地形のせいか又は気候のせいか、今回のサイクリングではやたらとトンビばかり見かけました。(毎時10匹位遭遇みたいな)上昇気流ができやすいんだろうな。

デジカメの中トンビだらけ。

初日のサイクリングは「紀伊有田駅」にて終了。走行距離85km。

無人駅ですが、壁一面に迫力ある絵画で結構なアート空間になっています。

乗る時少し緊張しましたが、丁寧な説明が掲示してありこれといったトラブルもなく乗車。平日の夕方前なんで車内はガラガラ。トンネル内で窓に映った自分を撮影。

夕方無事ホテル到着。車に自転車を積み込みます。

翌日6/4(土)早朝。
ゴールを「道の駅 たいじ」に設定。ホテルから車で出発。
およそ1時間40分で道の駅到着。2日目のサイクリングに出発です。
まずは数百mほど離れた無人駅「太地駅」にて、きのくに線に乗車。

無人駅なのにやたらと豪華な駅舎で、駅のホームまでエレベーターで登れます。
自転車抱えて階段を上る必要なくとても快適。ホームはイルカの絵画が描かれていました。(トップの写真)
昨日の終了地点の「紀伊有田駅」で下車。ゴールに向けてサイクリング続行。

「串本海中公園」小さな水族館ですが海中トンネルがあるらしく、ちょっと寄ってみることに。入場料¥1500。おおっスゴイスゴイ。迫力満点でなかなか面白かったです。

無料の写真撮影サービス付き。

アップダウン激しい道をひいふう言いながら走行。目指すは遥か先の灯台、「潮岬灯台」うわあ、あるなぁ距離。

でも、走ってみればあっという間です(ウソ)。

入場料¥300。上からの展望はとても良いです。

さて今回の旅のハイライト、本州最南端の潮岬です。坂道厳しく、たどり着いた感ハンパなし。


ああ、この地にあるものは全部本州最南端になるんだなぁ。

↓本州最南端の食べかけソフトクリーム

今回は盛り沢山だなぁ。キーボードを打つのが疲れてきたので後は駆け足でいこう。

↓串本町、イチオシ観光地「橋杭岩」

Wikipediaのパノラマ写真↓

息を飲むような景勝。Wikipediaで由来を見るとちょっと笑える。弘法大師が作りかけた橋の杭らしいよ。

↓これは分かりやすい「鯛島」

↓42号線道路沿いのすぐ脇にある「石切岩」威風堂々

↓42号線から外れた荒船海岸沿いの小道(途中で行き止まり)。


ひとけ全くなし。景観よし。気持ち最高、のんびりサイクリングにおすすめ。

↓42号線沿いの「蜂の巣壁」

↓日本一短いぶつぶつ川(すげえ笑った)

源泉から川の終端までなんと10秒以内の動画に収まるのであります。

やっとゴール到着。走行距離53km。

夜9時ごろ帰宅。翌日は早朝草刈りで大変でした。