2002年11月-1
11月2日、ゴンチビが亡くなった
以前ちゃーぼーが死にかけた、タンスの裏のガラス板にはさまってしまったのです。本当なら撤去して然るべきでした。ずぼらな飼い主は、そのまま放置して、タンスの裏に入れないように目張りをして、すましてしまったのです。
おそらく身軽なゴンチビはタンスの上から侵入したのだと思います。
(もちろん、簡単に上がれるとは思えませんが他に進入経路が考えられません。時に驚くほどの事を成し遂げるのがハムスターなのです。)
ツルツルしたガラス板の狭い隙間に挟まれて、身動きできなくなってしまったゴンチビ。
一生懸命暴れたに違いません。必死に飼い主を呼んだのかもしれません。
しかし、飼い主はゴンチビを散歩に出したまま寝入ってしまったのです。
朝起きて、慌てて探した飼い主が見たものは、ガラス板に逆さにはり付いたまま、死後硬直を起こし、瞳孔が開いたままになったゴンチビでした。
以上がゴンチビが亡くなった経緯です。
すべて飼い主の責任です。
ごめん、ゴンチビ。
ごめんな。ごめんな。
ゴンチビは、初めてウチで生まれたハムスターでした。
ごんちゃんが生んだ5匹のハムスターの中で、一番小さくて大人しい仔でした。
元気のいい他の仔は全部もらわれて、一匹だけ飼い主の手元に残した仔だったのです。
小さくて可愛らしい
ゴンチビ。
最初は、ビビリーで人を見ると真剣に逃げ回っていました。
半年近く飼っているうちに、次第に慣れてきて、
やっと飼い主の手に乗ったり、飼い主の寝てるところを
よじのぼってきたりするようになってきました。
今まで、ハムスターが死んだとき、飼い主は泣きました。
大げさでなく、アイデンティティの一部が抜け落ちたように、
まるで自分の一部が無くなったような物凄い悲しみにおそわれて
泣きました。
ゴンチビが無くなった時、飼い主は泣きませんでした。
ただ、苦しんで死んでいったであろうゴンチビの事を、
たった半年足らずで死んでいったゴンチビの事を、
自分の間違った処置(ガラス板の始末)飼育(散歩に出したまま寝てしまった)の犠牲になってしまったゴンチビの事を思うと、
ゴンチビが不憫で不憫で、自分のダメさかげんが悔しくて、
やりきれないです。なにより、無条件に泣けるほど、ゴンチビとの
絆が築けなかったことが悲しいです。くやしいです。
ゴンチビは、半年も生きられませんでした。
ゴンチビは、もっともっと幸せな一生を送ることができたはずでした。
ダメな飼い主のために早くに死んでしまいました。
美味しいイチゴやみかんを食べさせてあげられませんでした。
クリスマスケーキのクリームを舐めさせてあげられませんでした。
豆まきの豆を食べさせてあげることができませんでした。
ごめんな、ゴンチビ。ごめんな。ごめんな。
ゴンチビを愛してくださったみなさんへ
ダメ飼い主のひどい繰り言につきあわせてごめんなさい。
ゴンチビの死を飼い主は決して忘れません。
残されたハムスターをゴンチビの分まで可愛がってあげなくてはと思います。そいつがゴンチビの供養になれば、ゴンチビが少しでも浮かばれるならば_と思うのです。