今年の静岡県は、休日の度に梅雨の晴れ間にあたっています。
こんな年もあるんですなぁ。なんとも珍しい。
今週は御前崎自転車道を北上、大井川河川敷を走って金谷駅に抜け、牧ノ原台地経由で家路コース(しめて74km)を走ってきました。
今週の目的地も遠州七不思議めぐりです。
まずは御前崎の岬から駿河湾沿いの穏やかな海岸です。
遠州七不思議
御前崎の天狗火(てんぐび)
天狗火の伝説は遠州(静岡県西部)全般に残っているみたいなんだけど、その中で御前崎に伝わる昔話。
山の上のあたりから青い火のかたまりがこちらに向かって飛んくる。驚いた村人が、浜辺にある小舟の中に逃げ込むと、小舟がガタガタと激しく揺れ始める。「天狗が魚をよこせと言うのだな。」村人が持っていた魚を舟の外へ投げ出すとあたりは急に静かになる。暫くし、起き上がると投げ出した魚はそのまま砂の上にあったのだがよく見ると、その魚の二つの目玉は、綺麗にえぐり取られていた。いやん、怖い。
御前崎自転車道は、とても田舎くさくて良いかんじ。
季節先取りの朝顔が見事でした。
このコースは、わりとよく走るコースなのですが、今回初めて吉田城ワキにある能満寺に寄ってきました。ここの蘇鉄(ソテツ)も遠州七不思議の一つなんだと。
能満寺の蘇鉄
安倍晴明(またかい!)が植えたという蘇鉄。日本のソテツの三名木と呼ばれてるらしい。ちゃんと国の天然記念物だ。
近くでみると株の部分から大蛇のようにねじり広がりグロテスクな印象。
徳川家康が駿府の殿様だったころ、たいそう気に入り駿府城に移し替えたら、夜な夜な「能満寺へ帰りたい。能満寺へ帰りたい。」と泣く声がするので、仕方なく、またソテツを能満寺へ送り返したという。ちょっと嘘くさい。
サイクリング中は、陽射しが強く、けっこう疲れました。
自家用車のヘッドライトが切れてしまっていたので、途中オートバックスによりハロゲン球を購入。2個入りで1500円。そのまま帰宅しました。
さて翌日、ライトの電球を交換しようと思い、ボンネットを開けて愕然!
なんだこりゃ。ライトの場所が矢印の隙間のちょっと奥なのです。
まったく手が届きません。
作業スペースを確保するため、手前の黒いヒューズボックスをはずす…為に、その隣のバッテリーをはずすところから始めないといけません。
たかが電球交換。ものの5分もかかるまい、などと考えていたのが浅はかでありました。いろいろ考えながらの手際の悪さも相まって、1時間以上かかちゃったよ。腰がイタイよ。さんざんだよ。
電球左右2個とも換えようと思ってたけど、切れた方交換しただけで気力が尽きました。1個はスペアとして在庫です。
暑い気候もあって、なんだか疲れてしまった休日でしたが、
部屋のクーラーをつけるとなんとも気持ちがよい。
ねむさんなんぞ、小屋でひっくり返って寝ています。
ネズミのくせに、なんとも無防備。寝姿が、まるで漫画のようだ。
ではまた来週。