↑今年の年賀状の返信に引用した一茶の句。
正月から能登半島沖地震が発生するは、親指飛ばしそうになるはで、なんとも言えぬ年明けである。もうね、全然おめでたくないよ。異常気象だし。
指を飛ばすなんて物騒な話だけど、正月休みを利用して2階廊下の板張り工事をしていて(築50年のボロ屋なので床がベコベコになってきたのである)、その際に電動工具の扱いを誤って指を切ってしまったのだ。幸い、親指の爪を掠めて肉はせいぜい1mm程度しか切れてなかったんで、出血も痛みも大したことなく(いや、割と痛かったんだけどさ)病院沙汰にもならずに絆創膏貼る程度で済ませちゃったと、まあその程度の話なのだが。
でも、一歩間違えば指飛ばしてもおかしくない状況であったのは確かで、今だにその時の状況を思い出すと背筋が凍る思いがします。
件の親指(汚い指ですまぬ)
一月ほど経て多少爪が伸びてきた様子。怪我した時はもっと爪の根本部分でした。白っぽくなってる箇所は爪が剥がれているのである。剥がれた爪は水分が不足しているのかボロボロで、そのうち割れちゃいそう。
板張りした廊下
古い家なんで少々歪んでいるのである。壁側の板は、2〜3ミリ程度斜めにカットしたりとか、やたらと苦労した。細かいところを見ると素人仕事丸わかりなんだけど、住んでる人間が無頓着なので別段不足なし。趣味の日曜大工なのでこれでいいのだ。
一番苦労したのがこの階段脇の手すりのポール部分。
丸い柱の根本部分の穴開けは、ホールソーという専用のツールを購入。ドリルに取り付けて丸穴を開けるんだけど、ドリルへの締め付けが甘かったらしくすっぽ抜けて指を負傷してしまった次第。まあ完成したから良いんだけどね。
板張りの資材は6枚1セットで売っていて(ホームセンターで7千円弱くらい。コロナ禍以前は3千円台だったのになぁ)3セットでほぼ足りる予定だったんだけど、前述の通り結構苦労して無駄に使用した為、余分にもう1セット購入する羽目になってしまった。
で、だいぶ資材が余ったので、こんなの作りました。
バイオリンをしまう棚を作成。いつもガレージで練習してるんだけど、いちいちバイオリンケースに入れて移動したり肩当てをセットしたりというのが面倒なので、ひょいと取り出してすぐ弾けるようにしたもの。断熱材やら厚手のスポンジやら(廃材だけどね)を奢った本格仕様。アンプをセットしたり、裏側にバイオリンケースをしまっておけるスペースを設けてみたり、そのままだと板が反ったりするので、骨組みやら板の貼り合わせやらを工夫したりと苦労すること。実は連休2日程度で作成するつもりが、余った資材をほぼ全て投入して完成まで3週間もかかった力作です。まあ、普段人に見せるものでもないんで、かなり適当な仕上げではあるんだけど。(見た目が床板だしね)
ガレージの一角が趣味の自転車やらバイオリンやらで秘密基地化してきてちょっと嬉しい。
バイオリンは購入して半年経つんだけど現在でも毎日30分〜1時間程度いじってます。真面目に練習してるわけでもないので、全然上手くなりません。音階練習とかやる気なし。
でもサボるとあっという間に退化しちゃうんで未だにボチボチとやってます。ああ、ビブラートできるようになりたいよぅ。でも基礎練やる気なし。
前回更新から半年も開けちゃったんだけど、なんだか年くって文章作成が億劫になってるような感じ。体力低下は勿論だけど頭脳の低下も著しいのであります。寂しいねえ。
最近の世の中、年を食ったと実感することが多くて。市内で無人バスの実証実験とかが行われたり、信じられない程リアルな生成AIが登場したりとか。SFレベルの人工知能なんて全然夢物語じゃなくなっちゃったし。(感情やら知性やらがリアルに感じられるとしたら、もうそれは存在すると言って過言じゃないと思うのですよ、人間の脳だって単なる電気信号による現象なんだし)思えば遠くに来たものだと(時間的にね)思っちゃう今日この頃。
そういえば、若い子に自分の子供の頃の話とかしちゃったりするじゃない。自分還暦超えてるから50年以上昔のことになるんだけど、それって自分の子供の頃(昭和40年代位)でいうと大正時代なんだよね。気がついたら、ちょっとビビってしまった。それは大昔すぎて現在の価値観とかと違いが大き過ぎて、聞く方も辟易してしまうんじゃないかと。老害にならぬよう気をつけねばなあ。
久しぶりの更新でちょっとつまんない話になっちゃった。ごめんね。